アナスタシア「流しソ連」 神崎蘭子「そうめんだよ」
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23:名無しNIPPER[saga]
2017/08/05(土) 14:32:18.93 ID:OmBVDc6xo

 「皇女にアーティファクトを進ぜよう」
 (はい、アーニャちゃん)

 「スパシーバ、蘭子♪」

 「あ、ずるい……ではモナ王を」

 「いや、いやサボってないサボっ堪忍」

蘭子がアーニャにハーゲンダッツを差し出しました。
抱き着いてきたアーニャへ、蘭子は暑い暑いと言いながらも、実に満足げな、以下略。

 「みんな、お疲れ様。私も仲間に入れてもらっていいかしら?」

 「愚問ね。円卓が空では興も削がれるというもの」
 (もちろん! ありがとー!)

奏が上機嫌にカツアげたてのみぞれをパクつきます。
遥か背後で周子が何か呟きましたが、声が届く事はありません。
アイスは天下の回り物なのです。

 「か、かひゃっ」

 「……フフッ」

紗枝があずきバーに歯を立てようとして、歯が立ちません。
賑やかにアイスを頬張るみんなを見て、アーニャは柔らかく笑いました。
少し溶けたクッキー&クリームの甘さが、疲労の溜まった身体を癒します。


――ハーゲンダッツのプール、泳いでみたいなぁ。


夏の熱気は少しずつ、しかし確実にアーニャの思考力を蝕んでいました。


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