5: ◆WpEgOxXb5Y[sage saga]
2017/08/03(木) 15:12:45.89 ID:EjL7S2SM0
2.
今、撫子は白蛇神神社に居ます
本当に懐かしいこと気がしてなりません。
蛇神様時代を思い出します。
でもクチナワさんはもういません、
いるのは違う神様、撫子にとり憑いた神様
名前は、「クロノス」と呼ばれているらしいです。
なんでこの引きこもりである撫子にとり憑いたのか、
撫子には検討もつきません、何せ私から
望んでやったものではないですから、
相手から、神様から一方的にとり憑いたんですから。
暦「....千石」
暦「そこにいるのか?」
入り口から懐かしい声が聞こえてきました。
果たして会うのはいつぶりでしょうか、
撫子には思い出せません。思い出したくありません
思い出すと、また抱いてしまう、あの感情を....
こんな事を思っているとき、私は立ち上がります
撫子「来ちゃったんだ、暦お兄ちゃん」
暦「あぁ、千石」
暦「もう一度救うために」
救う?一体何を救うのでしょうか。
私の中にいる神様でも殺すのでしょうか?
撫子「暦お兄ちゃんには救えないよ....」
そういって、私は地面に手をおきまっすぐ線を描くように下に降ろしました。
そして、撫子は暦お兄ちゃん指差し言いました。
女子とは思えない声を発しながら、
撫子「....割れろ」
すると地面が真っ二つに割れました
この時、撫子はてっきり漫画でしか見られないと思っていましたから
(嘘だと思ったら本当に使えるとは....)
とてもびっくりしていましたよ、ええ、
でも自分の意思とは違いなぜか体は勝手に動くんですよね。
今度はその指を下から上に撫でるように動かしていました。
すると、地面の割れ目から岩山が飛び出してきたではありませんか。
もう撫子びっくりです。
何が起こっているか分かりません。
暦「がはぁ!!」
暦お兄ちゃんがその岩山に突き刺さり、横に倒れました。
なかなか直では見れない現状です。
クロノス「どうだ?」
私の中にいる神様が撫子に話しかけてきました。
どうだこうだもありませんよ。
今撫子の目の前に見えているのは、
お腹らへんが貫通していて、
横に倒れている暦お兄ちゃんの姿ですから。
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