千歌「──あの日の誕生日。」
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5: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/07/31(月) 23:34:49.79 ID:qA4i4zbEo

梨子「千歌ちゃん」


ぼんやりと思い出に耽っていたら、梨子ちゃんに名前を呼ばれて、思わず立ち止まる。


千歌「ん、なに?」

梨子「なんか、千歌ちゃん……元気ない?」

千歌「ん……」


一瞬迷ったけど、態度に出ちゃってる以上隠しても梨子ちゃんにはそのうちバレちゃうかなと思って、私は正直に言うことにした。


千歌「あのね、実は誕生日に……ちょっと嫌な思い出があるんだ」

梨子「嫌な思い出……?」

千歌「あ、でもでも、誕生日をお祝いしてくれるのは嬉しいし、今年は皆でパーティ出来ることはうれしいって思ってるからね?」

梨子「う、うん。それで、その……嫌な思い出って?」

千歌「……えっとね」


私はポツリポツリと思い出を辿りながら、話始めた。





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