20: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/07/31(月) 23:22:01.18 ID:Id0Prsv60
おかしいな……なんで私、落ち込んでるんだろう。
みんな、お祝いしてくれたのに。プレゼントまでくれたのに。
……思えば、去年の誕生日は一人きりだった。
21: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/07/31(月) 23:24:02.56 ID:Id0Prsv60
―――ガチャ
突然の扉の開く音に、私は顔を上げる。
22: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/07/31(月) 23:25:25.14 ID:Id0Prsv60
***
事務所の扉を開けた途端、けたたましいクラッカーのような音が鳴り響いた。
23: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/07/31(月) 23:26:25.03 ID:Id0Prsv60
ありす「……ぅ……ひっく……」
P「お、なんだ、嬉し泣きか? ふふ、存分に泣くといい―――」
24: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/07/31(月) 23:28:02.54 ID:Id0Prsv60
とりあえずここまで
急いで書いたけど間に合わなかった…
25:名無しNIPPER[sage]
2017/08/01(火) 04:06:10.73 ID:3Icj8WqQ0
ありすは面倒くさくて可愛いなあ
26:名無しNIPPER[sage]
2017/08/01(火) 12:37:31.52 ID:jTU/WtcoO
わりと俺もこんなんされたらキレてる
27: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/08/01(火) 22:10:57.98 ID:0Brk0Qto0
***
―――30分後
28: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/08/01(火) 22:12:20.75 ID:0Brk0Qto0
P「こんな罪悪感を抱えたまま、どの面下げて祝えと言うんだ! どの面下げてハッピバースデーとか言えばいいんだ! 教えてくれ、ゼロは俺に何も言ってはくれない!」
ありす「なにゼロシステム起動してるんですか! 私もう気にしてませんから! みなさん、善意でやってくれたって分かってますから!」
29: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/08/01(火) 22:14:18.02 ID:0Brk0Qto0
凛「ありす、何をすれば許してくれる? 今なら私たちなんでもするよ」
ありす「だからもう許してますって! なんでもとか―――」
30: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/08/01(火) 22:15:25.57 ID:0Brk0Qto0
凛「あ、ありす? 普通の椅子に座った方が、ほら、座り心地いいんじゃないかな?」
ありす「いえ、中々の座り心地ですよ。私にベストフィットですね♪」
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