12: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/07/31(月) 23:14:56.27 ID:Id0Prsv60
***
午前のレッスンが終わって、昼。
13: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/07/31(月) 23:15:57.15 ID:Id0Prsv60
私と凛さんは、加蓮さんたちのいるテーブル席へ向かった。
そして、席につくと。
14: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/07/31(月) 23:16:26.42 ID:Id0Prsv60
加蓮「はい、ありすちゃん、誕生日おめでとう♪」
そう言って、スマイルと共に渡されたのは―――
15: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/07/31(月) 23:17:35.10 ID:Id0Prsv60
……が、グッと堪える。
プレゼントをもらっておいてキレるとか、最低にもほどがある。
どんな物だろうと、これは加蓮さんが私の誕生日のお祝いにくれた物なんだ。
16: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/07/31(月) 23:18:55.25 ID:Id0Prsv60
奈緒「誕生日おめでとう、ありす!」
にっこりと笑って、私に手渡してきたのは―――
17:名無しNIPPER[sage]
2017/07/31(月) 23:19:27.24 ID:MnO+fD2l0
草
18: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/07/31(月) 23:19:35.31 ID:Id0Prsv60
凛「誕生日なんだから、もっと特別なのをあげなよ。……ほらありす、私からもこれ、プレゼント」
19: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/07/31(月) 23:20:46.43 ID:Id0Prsv60
***
午後のレッスンが終わり、更衣室。
20: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/07/31(月) 23:22:01.18 ID:Id0Prsv60
おかしいな……なんで私、落ち込んでるんだろう。
みんな、お祝いしてくれたのに。プレゼントまでくれたのに。
……思えば、去年の誕生日は一人きりだった。
21: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/07/31(月) 23:24:02.56 ID:Id0Prsv60
―――ガチャ
突然の扉の開く音に、私は顔を上げる。
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