食蜂「さよならが迎えに来ること」
1- 20
77:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 23:31:09.93 ID:aDbJZUbB0







「ねえねえ上条さん! どうなんですか?! 遂に御坂さんと……」



美琴たちと合流し、川辺の土手で花火が上がるのを待っている上条は、目を輝かせる佐天に詰問を受けていた。彼の背後にはスフィンクスに乗ったオティヌスが、憂いと歓迎を織り交ぜた笑みでその様子を見ている。



「その、まあ、この度彼氏になることになりました」



「うわあ〜! おめでとうございます! 長かった! ほんっとうにおめでとうございます!」



「ふえぇぇ。い、いよいよ御坂さんも……」



上条の右手としっかり握手しながら賛辞を述べる佐天と、その横でトマトのように紅潮させた顔を両手で包む初春。だが彼はそれよりもその後ろで冷ややかな目をしている黒子が気になって仕方なかった。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
102Res/60.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice