食蜂「さよならが迎えに来ること」
1- 20
76:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 23:29:07.33 ID:aDbJZUbB0



自分を思い出しわけじゃない。



この瞬間は幻想に過ぎない。



それでも、人の心は、たったこれだけのことで軽くなれる。



愚かで、甘く、何よりも愛しい。



人混みを駆け抜ける2人の姿に、時折過去の瞬間が織り混ざっていく。



風車のように、くるくると巡り回っていく。



もう戻らないその時を、噛みしめるよう彼女は前に進む足に、力を込めていった。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
102Res/60.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice