食蜂「さよならが迎えに来ること」
1- 20
5:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 13:31:35.90 ID:aDbJZUbB0



「へ、ちょ、あの」



彼女は覚悟し、思いっきり目を瞑った。だが彼が触れたのは髪だった。軽く触れた指の感触につられ、彼女は目を開ける。



「てんとう虫。お前の頭についてたぞ」



上条の右手の人差し指の先に、てんとう虫が張り付いている。彼女はため息を吐いた。すると、てんとう虫は羽を広げ、花火に吸い込まれるように夜空へ飛び立っていった。



それを見届けけて、彼は言う。



「当たり前だろ。また、来年もよろしくな」





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
102Res/60.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice