食蜂「さよならが迎えに来ること」
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32:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 19:57:08.87 ID:aDbJZUbB0



「ええー! タイミング悪いなあ。って、そんな時にうっかり遭遇しちゃった私たちも間が悪いか」



佐天はヨーヨーを叩きながら笑う。美琴は彼女の放った『うっかり』という言葉に何かを察し、食蜂の方を見た。



「アンタまさか」



食蜂は悪戯げなウインクを彼女に見せた。



「ッ! アンタねぇ!」



美琴は彼女に迫ろうとした。だがそこで、後ろから浴衣の衿を引っ張れた。



「お姉さま! どうせ今1人なら、私たちと一緒に周りましょう!」



「いいですねー。御坂さん一緒に行きましょ」





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