食蜂「さよならが迎えに来ること」
1- 20
10:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 16:09:55.65 ID:aDbJZUbB0



「え? く、黒子?」



「うう……お姉さまのその麗しい姿をこれからあの類人猿に独り占めされると思うと、悔しくてなりませんの〜〜!!! お姉さまぁ〜〜!!!」



黒子は泣きながら美琴に抱きついた。美琴は困惑しながらも、彼女の頭を撫でる。



「そんなに言わなくても……大丈夫よ。花火の時はみんなで見るつもりだし。だから、そ、それまでアイツとってことだし」



「いいえお姉さま! 今の類人猿は油断できませんの! この1年で着実にお姉さまと距離を詰めてきた今、お姉さまと2人きりになんてしたら……アァァァッーーー!!!」



「ちょ、うるさい! 寮監に気づかれちゃうでしょ! ほら、早くテレポートして。行くわよ」



頭を抱え奇声を発する黒子を宥めながら、美琴は彼女と共に寮を抜け出した。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
102Res/60.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice