高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「探り合いのカフェで」
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38:名無しNIPPER[saga]
2017/07/25(火) 23:00:33.91 ID:XM/SNCIS0
加蓮「……てゆーかちょっといい?」

藍子「どうぞ」

加蓮「"あとは"って、もしかして……検討ついてる?」
以下略 AAS



39:名無しNIPPER[saga]
2017/07/25(火) 23:02:04.01 ID:XM/SNCIS0
>>38 3行目と7行目の加蓮のセリフ、「検討」は「見当」の誤りです。申し訳ありません。


藍子「加蓮ちゃんに、あと2つだけ、質問です」

以下略 AAS



40:名無しNIPPER[saga]
2017/07/25(火) 23:02:33.94 ID:XM/SNCIS0
藍子「うん、……うん。確か――」ブツブツ

加蓮「…………」

藍子「私と加蓮ちゃんが……カフェに……2日前で――」
以下略 AAS



41:名無しNIPPER[saga]
2017/07/25(火) 23:03:04.04 ID:XM/SNCIS0
加蓮「……根拠」

加蓮「藍子の考えた、"私の考えたこと"。自信は?」

藍子「そこそこ」
以下略 AAS



42:名無しNIPPER[saga]
2017/07/25(火) 23:03:34.01 ID:XM/SNCIS0
藍子「まず加蓮ちゃん、さっき、ずっと演技をしていた訳ではないって言いました」

加蓮「うん」

藍子「最初にプレゼントを並べた時、加蓮ちゃんはこう言いましたよね」
以下略 AAS



43:名無しNIPPER[saga]
2017/07/25(火) 23:05:04.14 ID:XM/SNCIS0
藍子「いいえ。次に、プレゼントを用意した時のお話です」


加蓮『簡単に結べるヤツだからね。店員のを真似しちゃった』
加蓮『そうそう、2日前に揃えたんだったっけ』
以下略 AAS



44:名無しNIPPER[saga]
2017/07/25(火) 23:05:34.50 ID:XM/SNCIS0
藍子「そして、結び方は店員さんの真似をしたってことは――」


藍子『最近、このカフェに1人で来たことはありますか?』
加蓮『ないよ。1人で来ても楽しくないって分かったもん』
以下略 AAS



45:名無しNIPPER[saga]
2017/07/25(火) 23:06:04.56 ID:XM/SNCIS0
藍子「あ、思いつきましたっ。例えば、店員さんにもっとネイルのお話をしてもらったり、逆に加蓮ちゃんがマグカップの話をしたり」

藍子「そうしたら、私をもっと上手く騙せると思いますし――」

藍子「それだけの余裕があれば、加蓮ちゃんは絶対にそこまでしますよね?」
以下略 AAS



46:名無しNIPPER[saga]
2017/07/25(火) 23:06:33.99 ID:XM/SNCIS0
藍子「これは推理ではありませんけれど……」

藍子「それに、もし、事前に用意する期間があっても、きっと加蓮ちゃんなら」

藍子「自分の大好きな物を人に用意してもらって、人の大好きな物を自分が用意する、なんてこと、しないと思うから……」
以下略 AAS



47:名無しNIPPER[saga]
2017/07/25(火) 23:07:04.04 ID:XM/SNCIS0
藍子「あたっていますか……?」

加蓮「…………完敗! 私の負け!」

藍子「やったっ♪」
以下略 AAS



48:名無しNIPPER[saga]
2017/07/25(火) 23:07:34.11 ID:XM/SNCIS0
藍子「でも、この仕掛け、楽しかったですよ?」

加蓮「楽しかった、って……。こんなのただのイジワル――」

藍子「解いていく途中で、加蓮ちゃんがどう考えて、どう行動したのか……加蓮ちゃんの気持ちになって、色々推理できちゃいましたから♪」
以下略 AAS



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