31: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/07/25(火) 00:46:48.98 ID:Y4RZ/g0zO
「…晶葉、ちょっと外出ててくれ」
「…む…あ、ああ…」
プロデューサーにそう言われ、晶葉は素直に事務所から出て行った。
座っている泉にココアを渡し、プロデューサー自身もテーブルを挟んで対面のソファに腰掛ける。
「…何で晶葉を?」
「まぁ、わざわざ聞かせる話でも無いからな」
「だからって追い出すなんて
「泉、お前天才嫌いだろ」
遮るように放たれたその一言で、大石泉は言葉に詰まった。
目が泳ぎ、動揺が隠せないその姿は、明確な返事こそしないまま肯定を示していた。
「…その割には、晶葉を庇うんだな」
「…だ、だってそれは…!」
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