2:名無しNIPPER[sage]
2017/07/19(水) 18:25:05.13 ID:8iEg+k7+o
また、この法では加害者が心神喪失者であろうと未成年であろうと障がい者であろうと関係なく適用される。
上記では同等的な罰を与えるとあるが、それはいかなる犯罪においても有効となる。
つまり、殺人を犯した者は被害者の遺族によって殺害することになるというわけだ。
3:名無しNIPPER[sage]
2017/07/19(水) 18:26:57.78 ID:8iEg+k7+o
この法案が可決されてから、もうすぐ半年経つ。
この間にいくつか殺人事件が発生したが、遺族による加害者への制裁は行われていない。
理由は大きく分けて二つある。
4:名無しNIPPER[saga]
2017/07/19(水) 18:29:30.14 ID:8iEg+k7+o
―*―*―*―*―*―*―*―*―
閉じられたブラインドから、外を覗くと沢山の人間の怒号のようなものが聞こえてくる。
この復讐法が可決され、この建物が建造されてから、いつものようにこの建物の前には、復讐法に反対する人たちがデモ行為を行っているからだ。
5:名無しNIPPER[saga]
2017/07/19(水) 18:31:23.77 ID:8iEg+k7+o
「こんにちは」
車から降りてきたのは、中田中田靖28歳、どこにでもいそうな普通のサラリーマンだ。ただその表情はとても重く沈んでいる。
「それでは中に御案内します」
6:名無しNIPPER[saga]
2017/07/19(水) 18:32:46.17 ID:8iEg+k7+o
「紅茶とコーヒーどちらになさいますか?」
「コーヒーをお願いします……」
コーヒーを用意するついでに、資料を用意する。
7:名無しNIPPER[saga]
2017/07/19(水) 18:33:48.29 ID:8iEg+k7+o
「大丈夫ですか? もし、無理そうなら別の日にすることも可能ですが」
「大丈夫です……」
「そうですか。では、こちらにサインをお願いします」
8:名無しNIPPER[saga]
2017/07/19(水) 18:36:44.50 ID:8iEg+k7+o
中田靖を、中村大地の居る部屋まで導いて、部屋に入れた。
中村大地は中田靖の姿を見るやいなや、叫び声をあげた。中田靖がここに来たと言う事は自分がどうなるか知っているからだ。
「殺すつもりはなかったんです!! 本当です! だから殺さないで……」
9:名無しNIPPER[saga]
2017/07/19(水) 18:38:42.09 ID:8iEg+k7+o
あまりうまくない文章ですいません……。今日はここまでにします。続きが書けたらまた来ます。
それでは、また
10:名無しNIPPER[sage]
2017/07/19(水) 18:41:51.32 ID:IPTpkLTOo
乙
11:名無しNIPPER[sage]
2017/07/19(水) 19:46:55.75 ID:MLu9IQ+20
鈴木なのか中村なのか
12:名無しNIPPER[sage]
2017/07/19(水) 21:44:03.36 ID:qMKKV61u0
おつ
期待
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