179:名無しNIPPER[saga]
2017/07/24(月) 23:08:44.32 ID:iQKTjuYY0
修道女「女になっちゃえばいいんです」
吟遊詩人「……は?」
修道女「たしか厨房に肉切り包丁があったんですよね。アレで詩人さんのアレをちょん切ってしまえばよろしいかと」
吟遊詩人「……」ゾッ
修道女「ってのは嘘で」
吟遊詩人「……」ホッ
修道女「ちょっと、なに黙ってるんですか。ここは笑いどころでしょ。シスタージョークですよ、シスタージョーク」
吟遊詩人「で、本当はどうすればいいの」
修道女「どうするも何も、言ったじゃありませんか。女になっちゃえばいいと。つまり、女装するんですよ」
修道女は服を脱いで下着だけの状態になると、まだ暖かい修道服を吟遊詩人に手渡した。
吟遊詩人「シスターともあろう人が、人前でなんと破廉恥な格好を!!!」アタフタ
修道女「私はぷにぷに君を引き付けます。あなたはその隙に逃げてください。詩人さん、服を」
吟遊詩人「て、抵抗はありますが……」ヌギッ
小刀を取り出し、自身の髪を切り落とすシスター。
修道女「苦肉の策ですが、これで行く他ありません」
吟遊詩人「修道女さんは……どうして僕なんかのためにそこまでしてくれるのですか?」
修道女「大切なお客様だからです。たとえあなたでなくても、私は同じ行動をしたでしょう」
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