176: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/24(月) 20:43:53.07 ID:/klkWS9/O
吟遊詩人(うう、マズいなぁ。ヘドロを寒天で固めたような味と食感だ。人はこんなにマズいスープを作れるのか……)
修道女「どうですか、お味は」
吟遊詩人「お、おいしい……」
修道女「ふふッ、それは良かった。私、料理が苦手ですから。この間もシチューに乾燥剤入れて、こっぴどく叱られたんです」
吟遊詩人(吐きたい……)
ぷにぷに君「フゥオオオオオオッ!!!」
修道女・吟遊詩人「!?」
吟遊詩人「今、庭の方から奇声が……」
修道女「隠れて下さいッ!」
修道女は吟遊詩人を連れて、奥の部屋に逃げ込んだ。奥の部屋には、土嚢が山のように積んであった。その裏に二人は隠れ込む。
ぷにぷに君「オス……オスの匂いだわ……。オスの匂いがしゅるにょおおおお!!! 全身の骨を砕いてぷにぷにさせたいわぁ……」
ぷにぷに「フゥオオオオオオッ!!!」
修道女「食堂に入ってきましたね」
吟遊詩人「マズいですよ、匂いを辿られたら確実に僕達は捕まってしまう! そうだ、土嚢を破って土を塗りたくりましょう」
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