8:名無しNIPPER[saga]
2017/07/18(火) 00:01:45.85 ID:Elz3krnW0
響子「――なるほど。つまり、プロデューサーさんにお弁当を、ということですね」
歌鈴「す、すいません慌てちゃって……」
響子「いえいえ、話もわかりました。私でよければお手伝いしますよ」
9:名無しNIPPER[saga]
2017/07/18(火) 00:04:03.67 ID:Elz3krnW0
歌鈴「入れ物より入れるものから、ですか?」
響子「お弁当箱も形や材質の違いで入れるおかずも変わりますから」
歌鈴「えっそんなに?」
10:名無しNIPPER[saga]
2017/07/18(火) 00:05:36.52 ID:Elz3krnW0
……
…
【女子寮 食堂のキッチン】
11:名無しNIPPER[saga]
2017/07/18(火) 00:06:35.42 ID:Elz3krnW0
響子「お料理を傷ませないこと、それが一番大事です。この時期は食中毒の危険も増えますからね。特にピクニックなら野外を常温で持ち運びますし」
歌鈴「コンビニのお弁当は常に冷やされてますもんねぇ」
響子「どのおかずにも共通することは『火を通すものはよく焼くこと』『水気を取ること』です」
12:名無しNIPPER[saga]
2017/07/18(火) 00:08:44.53 ID:Elz3krnW0
響子「まずは主菜、豚の生姜焼きを作ってみましょう!」
歌鈴「お、お手柔らかにお願いしますっ!」
響子「ふふっ、とっても簡単なので緊張しないでいいですよ。最初にタレを作ります」
13:名無しNIPPER[saga]
2017/07/18(火) 00:10:09.04 ID:Elz3krnW0
響子「次はお弁当の定番、たまご焼きを作りましょう」
歌鈴「あのくるくるするの、絶対難しいですよね……」
響子「コツさえつかめば簡単ですよ。味付けは甘いのとしょっぱいの、どちらにしましょう?」
14:名無しNIPPER[saga]
2017/07/18(火) 00:11:33.40 ID:Elz3krnW0
……
…
響子「今です! どんどん固まっちゃいますから、慌てず急いで巻きましょう!」
15:名無しNIPPER[saga]
2017/07/18(火) 00:13:38.28 ID:Elz3krnW0
響子「どうです? これくらいレパートリーがあればいけそうですか?」
歌鈴「響子ちゃんっ! こんなにたくさんありがとうございまつ!」
響子「歌鈴ちゃんの頑張りがあればこそですよ♪」
16:名無しNIPPER[saga]
2017/07/18(火) 00:14:49.88 ID:Elz3krnW0
響子「まずはスイッチを入れてと……詰める分だけ残して、食べながら待ちますか?」
歌鈴「そうします……うぅ、ごめんなさい……」
響子「気にしないでいいですよ! ほら、一緒に食べましょう?」
17:名無しNIPPER[saga]
2017/07/18(火) 00:16:11.32 ID:Elz3krnW0
みちる「うわー! お料理がいっぱいです!」
歌鈴「みちるちゃん」
みちる「お疲れ様です! これ、歌鈴さんと響子さんが作ったんですか?」
18:名無しNIPPER[saga]
2017/07/18(火) 00:17:21.62 ID:Elz3krnW0
みちる「大丈夫です! ご飯がなくてもここにパンがあります!」
響子「パン……なるほど、それもありですね」
歌鈴「え、え? どういうこと?」
40Res/26.68 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20