17:名無しNIPPER[saga]
2017/07/15(土) 22:06:05.98 ID:55jPn/3I0
色彩豊かな可愛らしい衣装――まるで、アイドルが着るような、実用性のないファッション性のみを追求したデザイン。
それも、その筈です。幾つかの衣装は、かつて『島村卯月』が着ていたものを再現したもの、だそうです。
「……こんなドレスを着て、みんなの前に立っていたのかな」
ふと、想像する。
見渡す限りの光の海。その中に、私は立つ。
世界に響くのは歓声。それを包み込むのは、素敵な愛の歌。
愛を受け、愛を歌い、愛に応える。
それが、アイドル『島村卯月』だと。
それは、とっても素敵なことだと思います。
プロデューサーさんが語る彼女の姿は、とても眩しいです。
彼女は、どんな人だったのだろう。
彼女は、どんな光景を見たのだろう。
彼女にようになれたら、それは分かるのかな。
「見てみたいな、なあ」
誰にも聞こえることのない呟きは、私だけの世界に木霊する。
虚空を見つめる私の中に、熱を持った何かがあるように感じました。
気が付けば、プロデューサーさんと話し始めて数か月。時間は、あっという間です。
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