5:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 21:12:07.39 ID:Z4hqYXQc0
Chapter2 〜カフェ〜
ほたる「正気ですか?」
P「正気も正気だよ。説明した通りうちの事務所は最近設立されたばかりで現在アイドルを1人抱えている、そして資金も貯蓄出来たからそろそろ2人目のアイドルをスカウトしたい。もう1人と合わせるためにある程度の経験者が望ましく、そういう意味では業界の長いほたるちゃんは最適なんだ。」
ほたる「理由は分かりましたけど……私の噂くらい聞いたことはあるでしょう?現に私の所属した事務所、三回も倒産してるんですよ?今回だって……」
P「言ってる事はわかるよ。迷惑が掛かるから、私なんか所属させない方が良いって言いたいんだよね。」
ほたる「わかってるならっ……!」
キッと睨むと、驚く程真剣な眼差しが私を見つめていた。久しぶりに見る、品定めをするでもなく、批難でもない、純粋な目に、私の熱は奪われる。
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