白菊ほたる「プロデューサーさんは呪われました」
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9: ◆eU2UNg43MI[saga]
2017/07/15(土) 16:56:00.11 ID:eRMrD4p40



時刻は 18 時を過ぎている。
トレーナーさんと今後の打ち合わせをしようと思っていたのだが、事務処理にだいぶ手間取ってしまい、予定よりもだいぶ遅くなってしまった。
レッスンルームの使用時間は原則 17 時までなので、もしかしたらもう帰ってしまっているかもしれない。



着くと俺の不安をよそに、レッスンルームの明かりはついていた。
よかった、どうやらまだ中にいるらしい。ホッと息を吐きながら、部屋に入る。


しかし、そこにいたのはトレーナーさんではなく、

「ほたる、なにやってるんだ?」

他にだれもいないなか、ひたすらステップを踏んでいるほたるだった。


「あっ……お疲れ様ですプロデューサーさん」

「レッスンの時間はもう終わっているだろう。なんでまだここにいるんだ?」

「実は今日のレッスンでうまくいかなかったところがあって……お願いしてトレーナーさんが戻ってくるまでの間、居残りさせてもらったんです」





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