白菊ほたる「プロデューサーさんは呪われました」
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31: ◆eU2UNg43MI[saga]
2017/07/15(土) 21:09:37.16 ID:eRMrD4p40
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「……ごめんなさい」
慌てて〇×会社に行くと、応接室に通された。
ちひろさんたちが止めるのを無視して、この会社に乗り込んだところ保護され、その保護者代表として俺が呼ばれたらしい。
「なんでこんなことをしたんだ」
「……」
「確かにあの記者はろくでもない奴かもしれない。でもカッとなって殴っちまった俺が悪いんだ。そんなことわかってるだろ」
もしかしたら、この心優しい女の子は、あの記者に会って俺が殴ったことを許してもらおうとでも思ったのかもしれない。
ただ、謝って許してくれるような甘い世界じゃないことは、ほたるも十分知っているはずだった。
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