白菊ほたる「プロデューサーさんは呪われました」
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19: ◆eU2UNg43MI[saga]
2017/07/15(土) 17:35:47.14 ID:eRMrD4p40
「いやです」
断られるとは露ほども思わなかったのだろう、社長は目を丸くして俺を見ている。
「ほたるはこれからも俺に担当させてください。お願いします」
だが、一番驚いているのは他ならぬ俺自身だった。
なんで俺は頭を下げているんだろう。
なんで俺はこんなことを言っているんだろう。
なんで俺は、いつからこんなにも、ほたるをプロデュースしていきたいなんて思うようになったんだろう。
社長は、今まで自分の意見を言ったこともなかった部下の初めての反抗に、
「……そうか。まかせたよ」
どこか楽しそうに笑って許可をだしてくれた。
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