晶葉「できたぞ助手! アイドルがメス猫になるスイッチだ!」
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9:名無しNIPPER[saga]
2017/07/14(金) 23:46:04.37 ID:5Hza6LH60
晶葉「おや? どうした、助手。こんな時間にラボに来るとは珍しいじゃないか」

P「あきえもん……助けて……もう無理……死ぬ……」

晶葉「おいおいなんだ、精も根も尽き果てたような顔をして。エナドリの静注でもするか?」

P「そうじゃないんだよ……パーコミスイッチのせいで、俺の人生がやばいんだよ……」

晶葉「事務所の輝かしい未来が待っているのではなかったのか?」

P「知らなかったんだよぉ……あんなことになるなんてぇ……晶葉ぁ……このままじゃ血の雨が降るよぉ……助けてよぉ……」

晶葉「まったく、しょうがない助手だ。どんな状況になってる?」

P「プロポーズの約束したり、婚姻届にサインしたり、こっちに出張してた巴のお父さんと盃を酌み交わしたり、ウサミン星の移民審査とか受けたりしたけどさ……やばいのはLiPPS全員にそれぞれ合鍵渡したあと、家に帰ったらさ……八時になる前に全員集合しててさ……」

晶葉「ザ・ドリフターズ」

P「死にたくねぇ……死にたくねえよぉ……」

晶葉「あーもー泣くな泣くな。こんなときのために私だろう」

P「うっ、うっ……晶葉ぁ……でもいくら晶葉でも今回は無理だよぉ……」

晶葉「愚か者め。マッドサイエンティストA・Iに不可能はないのだ。これを見るがいい」

P「そのスイッチは……いったい?」

晶葉「うむ。助手の運命はまさにゴルディアスの結び目。何者にも解けぬ、複雑怪奇に絡み合う縁だ。しかし私に不可能はない。少々手荒な方法になるが……なに、心配することはない。かのアレクサンドロス大王を見習うだけだ」

P「かなり嫌な予感しかしないんですがそれは」

晶葉「ふはははは! 刮目せよ! これこそがすべてをなかったことにするスイッチである!」

P「少々どころじゃなく手荒な手段が提示されたァ!」

晶葉「マッドサイエンティストであるが故に! ただし、このスイッチには致命的な欠陥が存在する! それは本当に何もかもをなかったことにしてしまうため、私自身にすらスイッチの成否を観測できないことである!」

P「宇宙の法則が乱れるやべーやつ!」

晶葉「イグザクトリィ! では行くぞ助手よ! フゥーハハハハハッ!

   わたしは 狂気の天才科学者 池袋晶葉

   すべての記憶 すべてのそんざい すべての次元を消し

   そして わたしも消えよう 永遠に!!」ポチッ






P「……………………う、ん……?」

晶葉「どうした、助手」

P「いや、なにか……立ちくらみ? が……」

晶葉「不摂生ばかりしているからだ。それより助手、間もなく完成だぞ」

P「おっ。今度はなんのスイッチなんだ?」

晶葉「ふっふっふ……あと十秒待っていろ。ここを繋いで……電池を入れて……よしっ!

   できたぞ助手! アイドルとのコミュニケーションが必ずパーフェクトになるスイッチだ!」



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