二宮飛鳥「美波さんにボクの歌が歌えるわけがない」
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10:名無しNIPPER
2017/07/14(金) 09:01:26.99 ID:jKZID4Vr0
「今度のライブ、一緒に頑張ろうね」
「ああ」
飛鳥は生返事をして、上着のポケットに手を入れる。
「私はまだ自分の曲がないから、飛鳥ちゃんの曲を一緒に歌わせてもらうんだけど、『共鳴世界の存在論』はとてもいい曲だよね」
「そう言ってもらえると嬉しいね」
この曲は飛鳥のアイドルとしての在り方を表現したもので、初めて聞いたときの、既知の自分が音楽という形になった感動と、未知の世界へと足を踏み込んだ歓喜は忘れようもない。
褒められて喜ばしいはずなのに。
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