149:クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg
2017/07/22(土) 22:36:19.62 ID:6HuqbiDl0
???「では、お聞かせ願えませんか? どのように貴方がこの奇跡を成し遂げられたのか・・・」
ヴォルデモート「ルシウス、長い話だ。俺様が力を失った原因は知っているな?」
ヴォルデモート「ポッター一家だ、俺様は父親を難なく屠り、その息子を手にかけようとした。」
ヴォルデモート「だがその時、母親が身を挺して子を庇ったのだ。古い魔法、強力な反対呪文だ・・・」
ヴォルデモート「ダンブルドアお気に入りの、愛という奴だ。それは子を呪った俺様に俺様自身の呪いの一部を跳ね返した・・・」
ヴォルデモート「痛みを超えた、痛み・・・俺様の肉体は滅びた。」
ヴォルデモート「だが、俺様が誰よりも深く、不死の道を探求していたのは知っておろう。」
ヴォルデモート「その一つが功を奏し、俺様はゴーストより微弱な魂の欠片として存在する事を許された・・・」
ヴォルデモート「そんな俺様に残された最後の力が、誰かに取り付く事だ。俺様はその力で、賢者の石を奪おうとした・・・だが、」
ヴォルデモート「そこに居る若い客人、野原しんのすけに阻まれた。いや、またしても不覚を取ったのだ。下らぬ愛とやらに・・・」
ヴォルデモート「そして、一年前にこのワームテールが戻ると、俺様は殊更慎重に計画を練った。」
ヴォルデモート「気づいたのだ。俺様を甦らせるのは古くからある魔法であろうと・・・そして復活するなら以前より強力に成らねばならん」
ヴォルデモート「そこで思いついたのだ。3年前に俺様を挫いたその愛とやらの加護を取り込もうと・・・その小僧からな」
ヴォルデモート「小僧の拘束を解いてやれ、ワームテール・・・小僧に俺様の復活の余興をやらせてやろうではないか」
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