32: ◆XozYxp.J6w[saga]
2017/07/13(木) 21:41:32.07 ID:G86CFbvCo
フェイリス「じゃニャくて!マユシィ!お客さんじゃニャいし!語尾もニャを付けるニャ!」
まゆり「あ、ごめんなさい…ご主人様だにゃぁ」
月「い、いえ…どっちでもいいですよ…」
フェイリス「良くないニャ!ここは来てくれるご主人様のための場所。曖昧な態度でいるのはダメニャ!」
月「そ、そう…なんですか…あ、では―――」
岡部「……邪魔をするぞ」
フェイリス「ニャニャ!キョーマ!」
月(…きょーま?)
岡部「……」
岡部(見慣れない顔だな…こいつが…?)
岡部(いやいや、いかん、人を見るとキラと思い始めてきている)
まゆり「トゥットゥルー☆オカリン!」
月(!)
岡部(…外では平静を装え)
岡部「フゥーハハハ、まゆりのバイトの様子を見にな」
月(やはり岡部倫太郎…!)
月「えっと…まゆしぃさん、フェイリスさん、この方は?」
岡部(!……この声…)
岡部「ん?まゆりとフェイリス、知り合いか?」
まゆり「やっぱり、二人の声はそっくりですにゃぁ」
フェイリス「今日初めて来てくれたライトニャ。」
岡部「…ふぅん、そうか。常連になって貰う為頑張れよフェイリス」
フェイリス「もっちろんニャ!」
月(誰が常連になるか)
月「あ、もしよろしければ座っては?」
岡部「あ、ああ…ありがとう…」
岡部(椅子を引かれてはわざわざ断って立ってるわけにも…)
月「初めまして、夜神月と言います。岡部倫太郎さん…ですね?」
岡部(……夜神…月……夜神くん、か。)
岡部「……初めまして。」
月「ああ、いきなり話しかけてすみません。名刺名刺っと」
岡部「いや、いい…それよりなぜ俺の名を…?」
月「実は僕、フリーライターをしてまして…それで先ほどは神社を取材したのですが、そこで聞いた人の特徴が貴方に…」
岡部(…神社…柳林神社か…?)
岡部「似ていたと…」
月「…オカリンと呼ばれておられたご様子なので不躾ながら聞かせていただいたのですが…」
岡部「そうですか…」
岡部(…ここで、こっちから話をふるか?いや、不自然だ)
月(………多少強引な手になるが……話に乗ってこい…!)
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