31: ◆XozYxp.J6w[saga]
2017/07/13(木) 21:38:46.91 ID:G86CFbvCo
岡部(―――もう何回、何十回…時を戻したのかわからない…)
岡部(幾度となくキラに敗れた……最初は歴史修正のためにキラを追っていたが、今はもうそんな話ではない……)
岡部(ダルを、まゆりを、紅莉栖を…ラボメンを守るためにキラを捕まえる…絶対に)
岡部「…助手よ、電話を取る前の俺はなんて言っていた」
紅莉栖「もういい加減にして…!」
岡部「ど、どうしたのだいきなり…?」
紅莉栖「タイムリープしてきたんでしょ岡部!何があったの…!?」
岡部「…っ………済まない」
紅莉栖「…っ」
ダル「……オカリン、もう言おうず…僕らだけじゃなんともならないって…」
岡部「だ、だが…」
紅莉栖「……いいわよもう、知らないから…ただ、覚えておいてほしい」
紅莉栖「…タイムリープは未完成の理論なの、気軽に何度も使えるものじゃない…一歩間違えれば脳が破壊されるかもしれない…」
紅莉栖「……それだけは…覚えていて」
岡部「…………ああ、ありがとう。助手よ。」
紅莉栖「……だから助手じゃないわよ…はぁ…」
岡部「……ダル、さっき俺はなんといっていた?」
ダル「気付かれたら負けだとかなんとか…」
岡部「…そうか。」
岡部「…まゆりはもうバイトに行ったのか」
ダル「………」
紅莉栖「…………」
岡部「……そうか。」
岡部(…済まない…が、俺はやらなければならない…)
岡部(…まずキラの行動を読め…キラが警察内にいる…それはどう言う意味か考えるんだ…!)
岡部(…俺たちの情報を全部持っていると考えて問題ないはず…)
岡部(ノートの存在を知っている人間以外には手を出さないのなら、そいつを探すにはどうする…)
岡部(外堀を埋めるのが一番効果的だ…つまり必ず誰かに接触をせざるを得ない…)
岡部(誰に接触するか…そんなことは考えることではない。まずは動け…どこかに、キラはいる……!)
岡部「…すこし出てくる」
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