緒方智絵里「あなたと過ごす、特別で怠惰な一日」
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30:名無しNIPPER[saga]
2017/07/13(木) 22:48:21.11 ID:BU9z89DK0
「ごめん、智絵里。一回、元に戻すな」
「は、はい」
智絵里が頷いて答えると、Pは彼女の身体をゆっくりと布団の上にへと下ろす。
それから腋の下に回していた手を離すと、今度は別の位置にへと移す。
左手は背中の後ろ、右手は膝の下に入れて支えるようにして。
「あ、あの……これ、って……」
移動した手の位置から、智絵里はPが何をするのかを察する。
それを聞こうとして尋ねる前に、
「どっこいしょっ」
再び力を籠めて、Pは智絵里の身体を持ち上げた。
先程の様に持ち上げる様にして抱き上げるのでは無く、抱きかかえる様にして。
そう、所謂お姫様抱っこというものだ。
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