緒方智絵里「あなたと過ごす、特別で怠惰な一日」
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28:名無しNIPPER[saga]
2017/07/13(木) 22:47:04.79 ID:BU9z89DK0
「ただ、あれだな……」
「……?」
「どうやって向こうまで、智絵里を連れていくかだな」
Pはそう言いながら顎に手を当てると、その運搬手段を考え出した。
とはいえ、考えるといってもその手段はかなり限られている。
例を一つ挙げるとするなら、智絵里の手を掴み、そのまま居間にへと引き摺っていくとう方法。
しかし、そんな強引な手段をPが選ぶ訳が無い。いや、選ぶ必要が無い。
「やっぱり、これしか無いよな」
仕方ないとばかりにそう呟くと、Pは智絵里に近づいていき、目の前に立つと姿勢を低くする。
「ちょっと我慢しててくれよ」
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