97:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 23:40:37.67 ID:otTlPJINo
「分かってるよ」
気持ちも身体も舞い上がって落ち着かない私に、プロデューサーさんが笑いました。
「最後、笑ってたろ」
「最後……ですか?」
「ゴールの時にな、ふっと笑ったんだ。監督もいい絵が撮れたって喜んでたぞ」
「あっ…っと、それはっ――」
どうしましょう、プロデューサーさんのことを考えていてとは言えません。
なんだか、だんだんと嬉しさよりも恥ずかしさの方が強くなってきて、顔もうつむいていきます。
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