【ミリマス】環「かおりとたまきとおやぶんと!」響「ちょっと、自分は!?」
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17: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/07/01(土) 11:39:51.42 ID:0ligPOBV0

「ふふふっ、本当にみんな楽しそう」

「歌織さんも楽しまれたんじゃないですか? 聴きましたよ、さっきの歌」

「あっ……聞かれてましたか」

 歌織さんが驚いたように口元に手を当て、若干の上目遣いで俺を見る。

 その視線は「恥ずかしい所を見られちゃった」と、
 彼女の感情を雄弁に語っていて……ゲッチュ! 恋を始めてしまいそうだ!

「初めは、環ちゃんと一緒に遊んでいたんです。
 そうすると彼女が仲良くなった子供たちに、私が歌の先生をしていたことを教えて」

「それで合唱に?」

「はい。歌うことは嫌いじゃありませんし。
 小さな子と合唱するのも、経験が無いワケではありませんでしたから……つい」

「いや、恥ずかしがる必要は無いですよ。とても素敵な歌声でした」

 俺が率直な感想を言うと、歌織さんは増々顔を赤くしながらもじもじと両手を組み合わせ。

「プ、プロデューサーさんに面と向かってそういうことを言われると……その、困ります」

「困る? えっと……。すみません、俺はまた何か、不快にさせるようなことを――」

「いいえ、違います! あの、恥ずかしく、なって……困るんです」

 言って、赤面した顔を隠すように伏せてしまう。


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