睦月「吹雪ちゃんは夕立ちゃんの事が好きなんだね」
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13:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/30(金) 17:54:52.06 ID:2xBkgRZF0
気分は高揚しているはずなのに、アソコはジンジンと疼いているのに。私はなぜか冷静に吹雪ちゃんを見つめる。
吹雪「…なに、してたの、睦月ちゃん」
睦月「…なにって、自慰だよ。吹雪ちゃんを思いながら自慰してたの。でも、別に今日だけじゃないよ?私、自慰するときは絶対吹雪ちゃんの事を考えながらしていたんだから。」
強がるように、さも当たり前の事のように答える。今、弱さを見せたら、すべてが崩れ落ちるような気がして。本当はもうすべてが崩れ落ちていることにも気づかずに、私は強がる。
吹雪「え、え?」
睦月「吹雪ちゃんの手の感触を思い出して。吹雪ちゃんが睦月に抱き着いてきたときの胸の感触を思い出して。吹雪ちゃんのお風呂での姿を思い出して。吹雪ちゃんの寝息を聞きながら。」
吹雪「や、やめて…」
睦月「でも、これって…普通だよね?だ、だって、グスッ」
あれ、目頭が熱い。
睦月「だって、睦月は吹雪ちゃんの事が好きなんだもん。」
止まらない。堰を切ったように今までの思いが言葉となって溢れ出す。
睦月「好きな人の事を思いながら自慰するのって別に普通だよね?」
吹雪「…だからって、人の布団の中に入って、見せつけないよ、普通は。」
やめて、私は、私はただ…
睦月「ごめん、ごめんねぇ、吹雪ちゃん…グスッ、た、ただ、吹雪ちゃんに見てもらいたかっただけだったの…夕立ちゃんじゃなくて…ヒグッ,,,私を見てほしかっただけなの」
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