みほ「ふたりは!」エリカ「パンツァープリキュア!」
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7: ◆LvkSa83W7.[saga]
2017/06/29(木) 21:24:37.80 ID:1p3MSxlK0
エリカ(やがて戦況は進み、私の乗る重戦車は敵の戦車と向かい合った)

エリカ(そのハッチから、みほが身を覗かせていた――黒森峰ではないジャケットを身に纏って)

エリカ(――そこで何をしているの?)

エリカ(――着るジャケットと乗る戦車まで間違えるなんで、相変わらずおっちょこちょいなんだから)

エリカ(――早くこっちに帰ってきなさい)

エリカ(そう言った――でもみほは何も言わず、彼女の乗る戦車の砲塔が回り、その狙いを真っ直ぐ私に定めた)

エリカ(そしてみほが、砲撃命令を下すために口を開く――その瞬間に目が覚めた)

エリカ(恐ろしい夢だった。今でもその映像が脳裏にこびりついて離れない)

エリカ「――バカね。あんなのただの夢じゃない。何をくだらないことを気にしてるのよ私は……」

エリカ(――そう自分に言い聞かせ続けているけれど、何故か気になって仕方がない)

エリカ(それほどまでにあの夢はリアルだった。空気の振動。砲撃の爆音。鉄と油の臭い――そして、今より少し大人びたみほの姿)

エリカ(そう、それはまるで――)

???「まるで実際に起こる未来を見ているかのようだ……ですか?」

エリカ「ッ!? 誰っ!」


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