267:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/29(木) 13:47:47.08 ID:mwOZ0t6Co
(そうでした……っ……アイリス、間違えました……っ)
真「大切なのは時間じゃない。もう一度逢うことだよアイリス」
(ぐすっ……はい。マスター……)
「ご主人〜!! このおでん缶っての買って〜!」
真「帰りましょうか」
伏見「そうだね。乗り遅れたら大変」
芙蓉「はい。待っている人がいますから」
「コトリンのお土産〜! いいでしょ〜?」
真「土産はさっき買っただろ。というか、そんな安いもので……」
(マスター。アイリスも食べてみたいです)
真「マジで?」
芙蓉「おでんはおでんでしょう? 帰ったら私が作ってあげるから」
(……はい。分かりました)
真「しょうがない。アイリスには今回助けられたから、買ってあげるよ」
(マスター……!)
「ちょっ! アイリスばっかりずるい〜! あたしにも買ってよ〜!」
真「今回の功労者だぞ。当たり前だ」
「けっ、なんだいなんだい。贔屓しちゃってさ、けっ、こんな時はバイクでも盗んで走り出そうかな〜」
伏見「いじけ方がちょっと古い不良みたいだね……」
芙蓉「姉さんにはおでん作ってあげるから、今日はアイリスに……」
「計算ができない妹に、甘やかすんじゃないよ、まったく」
芙蓉「姉さん?」ニョキ
「ごめんなさい。桔梗様みたいに角生やすのずるい〜!」
(…………)
「葵お姉ちゃんも計算できないよね」
「まぁた腹話術か」
(腹話術じゃないですよ。ウーパくんが言っているんです)
「はいはい。で、あたしが計算できないって? 掛け算言ってみろやコラァ!」
真「なんでケンカ腰で掛け算限定なんだよ」
芙蓉「では、4かける5は?」
「えっと……しご……だから、死後の世界〜!」
「葵お姉ちゃんのユーモアは凄いね。誰もそんなこと言わないよ」
「ハァ? 馬鹿にしてんの、アイリス?」
(アイリスじゃないですよ。ウーパくんが言っているんです)
真「にく」
「うまい!」
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