真姫「アイリスのはなことば」
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110:名無しNIPPER[saga sage]
2017/06/25(日) 06:29:23.33 ID:Sez8j5keo

男「そして、ここらが本題なんだが」


『うむ?』


男「昨日の夕方……犯人から手紙が届いた」


『どこに?』


男「事件の目撃者がお世話になっている家にだ」


『……』


男「投函時刻は、昼から夕方にかけて。人通りがある場所だけど、目撃者は無し」


『……』


男「そして手紙から犯人につながる情報は得られていない」


『手紙の内容は?』


男「その目撃者の子には仲間がいるんだけど、その仲間を危険に晒すかのような内容だ」


『脅迫か……』


男「だけど、その目撃者の子……事件のショックで精神が幼いころに戻っているんだ」


『……ふむ』


男「仲間は全員同じ学校に通う高校生。もちろん今はこの地域、警戒態勢に入っている」


『……意味がないかもしれん』


男「どういうことだ?」


『っしゃー! 倒したー! わほーい!』


男「……」


『はぁ〜……疲れたぁ〜。よっし、アイテムもドロップしたし、これで満足じゃ!』


男「……おい」


『怒るな怒るな。……で、その犯人な、おそらくじゃが――』


男「?」


『――憑かれておるな』


男「どうして……?」


『話が全てフワフワしておるが、
 ソレの存在がありえない状況を生み出しておると確信できる』


男「……」



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