104:名無しNIPPER
2017/06/21(水) 23:43:22.54 ID:N8Hh+kzsO
美渡「例え、父さんがそうなっても!父さんはいなくならねぇ!ずっと…ずっと一緒にいる!いるんだよ!」
志満「美渡ちゃん…」
105:名無しNIPPER
2017/06/21(水) 23:43:54.35 ID:N8Hh+kzsO
それから私たちは毎日毎日
病院へお見舞いに行った。
学校→病院→家→学校のルーティンが
何回も繰り返されていく。
106:名無しNIPPER
2017/06/21(水) 23:44:23.94 ID:N8Hh+kzsO
繰り返していく毎日は新年を越えた。
余命も聞かされていた私たちは
もしかしたら助かるんじゃないかと
わずかな希望にすがろうとしていた。
107:名無しNIPPER
2017/06/21(水) 23:47:29.48 ID:N8Hh+kzsO
ガララッ
美渡「ただい…」
108:名無しNIPPER
2017/06/21(水) 23:48:03.18 ID:N8Hh+kzsO
そして、病室へ着き…
千歌ママ「あなた!」
109:名無しNIPPER
2017/06/21(水) 23:48:36.49 ID:N8Hh+kzsO
千歌パパ「…ぁ」ジッ
千歌ママ「あなた…」
110:名無しNIPPER
2017/06/21(水) 23:49:19.18 ID:N8Hh+kzsO
医師「高海さん、よく頑張りました」ペコッ
千歌ママ「あなた…」サワッ
111:名無しNIPPER
2017/06/21(水) 23:49:54.30 ID:N8Hh+kzsO
その日、父さんは気を失っていたのに
私たちが来て目を覚まし
一人一人と目を合わせたあと
唸り声をあげて、息を引き取った…。
112:名無しNIPPER
2017/06/21(水) 23:52:08.69 ID:N8Hh+kzsO
和室
美渡「…」
113:名無しNIPPER
2017/06/21(水) 23:52:35.07 ID:N8Hh+kzsO
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美渡『ん?』ギュー
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