【ミリマス】ザ・ミリオンオールスターズ! 〜銀河の果てまで届けちゃいM@S〜
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35: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/21(水) 23:32:20.96 ID:U5+7jilB0

 全ては日本というこの島国が、
『地獄のハロウィーン』に端を発する連続した争いの舞台となった結果なのだ。

 人々は過去の出来事で学習し、それを次に活かすことを選択した。
以下略 AAS



36: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/21(水) 23:34:52.82 ID:U5+7jilB0

「また物騒な物まで来ちゃったなぁ……」

 呟く雪歩の気持ちなど知る由も無く、キュラキュラとキャタピラを鳴らしながらこちらに近づいて来るソレは、
 避難者たちが乗る車の群れをかき分けるようにして進み、二人のいるカフェの前を悠然と通り過ぎていく――。
以下略 AAS



37: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/21(水) 23:36:47.66 ID:U5+7jilB0

「お久しぶりです、雪歩さん!」

「あ、あなたはいつぞやの隊長さん!」

以下略 AAS



38: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/21(水) 23:39:23.20 ID:U5+7jilB0

「ふふっ。恥ずかしがる雪歩ちゃんってばかーわいい♪」

 その時、二人の聞き覚えのある声がした。

以下略 AAS



39: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/21(水) 23:41:30.73 ID:U5+7jilB0

「この先で莉緒さんたちと会う予定だって聞いたから。
 じゃあじゃあついでに、私も連れて行ってもらおうと思ったの」

 麗花の答えに、隊長が「ええ、まぁ」と困ったように髭を摘まむ。
以下略 AAS



40: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/21(水) 23:43:24.15 ID:U5+7jilB0

「なにを浮かれているんだお前たちは! 任務に戻るぞ、さっさと全員乗り込めぃ!」

 一喝、雲の子を散らすように各々の戦車へ戻って行く部下の姿に苦笑して、彼は雪歩に向き直る。

以下略 AAS



41: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/21(水) 23:45:40.84 ID:U5+7jilB0
===

「ところで――ひふるはんほへんはふっへ?」

 手にしたマカロンをパクリと一口。
以下略 AAS



42: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/21(水) 23:48:12.10 ID:U5+7jilB0

「――来たね。千鶴さんからの連絡が無かったのは、ちょっと気になるところだけど」

「まずは目の前のお仕事お仕事♪ それから連絡しても遅くないヨー」

以下略 AAS



43: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/21(水) 23:51:07.57 ID:U5+7jilB0

 メキメキと地面が持ち上げられていく様を目の当たりにした兵士が悲鳴を上げて逃げる中、ソレは姿を現した!

「フゥッ!」

以下略 AAS



44: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/21(水) 23:54:25.96 ID:U5+7jilB0

「出たな、地底怪獣モグランゾー!」

 雪歩が手にしたスコップを斜に構え、現れた巨大なモグラに向けて見栄を切る。

以下略 AAS



45: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/21(水) 23:55:55.22 ID:U5+7jilB0

 後に『モグランゾー・コンタクト』と呼ばれることになるこの一連の騒動は、

 既存の兵器での撃退は不可能どころか、返っていたずらに被害を悪化させてしまうことを
 最悪の形で立証してしまった事件であり、その後の政府の対応をガラリと変えさせるきっかけとなった出来事だった。
以下略 AAS



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