62:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:48:29.56 ID:smyUCZOA0
梨子「きゃあっ!」
梨子ちゃんが短い悲鳴を上げる。
千歌「り、梨子ちゃん!?」
梨子「だ、大丈夫……!」
千歌「梨子ちゃん! 服が、光って……」
梨子ちゃんのドレスの胸に近い部分が、淡く、白く光っていた。
その光は、軽く、柔らかだった。
千歌「あれ……何だろう……」
眩しさに細めた私の目に、ちらっと何かが映る。
ひときわ強く辺りが光った後、何かがひらりひらりと落ちてくる。
梨子「あれ……」
『入部届 桜内梨子』
綺麗な文字でそう書かれた短冊みたいな紙が、頭上を舞っていた。
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