61:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:47:40.96 ID:smyUCZOA0
梨子「……ふぅ」
千歌「梨子、ちゃん……」
最後の一音が鳴り、ステージはまた静かになった。
梨子「私、スクールアイドル、やるね」
千歌「どうして……?」
梨子「千歌ちゃんに会えたから」
千歌「私に……?」
梨子「千歌ちゃんと、友達になったから。たったの一週間だけど、一緒にいてくれたから」
梨子「Aqoursのことを話す千歌ちゃんの顔を、見ちゃったから。光り輝く舞台を、思い描いてしまったから」
梨子「千歌ちゃんにあんな笑顔をさせる経験を、私もしてみたいって。……そう思ったから」
梨子「だから、私……スクールアイドルになりたいな」
梨子ちゃんの言葉に、ほろりと頬が温かくなった。
千歌「うん……うん! 一緒にやろう、一緒に……」
梨子ちゃんに手を伸ばした、その瞬間だった。
突然、白い光が辺りを包んだ。
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