190:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 03:23:06.21 ID:smyUCZOA0
◇―――――◇
カリカリとペンが動く音が聞こえる。
少し止まって、またカリカリ。
ダイヤ「過去への手紙、ですか……」
ルビィ「うぅ、迷っちゃうなあ」
花丸「お盆らしいと言えば、そうなのかな……?」
果南「なるほどね……。あー……、私たちは、言いたいこといっぱいだよね」
まったくですわ、とダイヤさんが笑っている。
狭い部室の中、皆が思い思いの方向に身体をむけている。
一瞬訪れた静寂を、蝉の声が埋める。
やっぱり私は、強い既視感を感じていた。
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