187:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 03:21:02.89 ID:smyUCZOA0
ルビィ「ぴっ……!」
驚いたようにルビィちゃんが叫び声をあげる。
ダイヤ「なるほど、これが……」
ダイヤさんの視線の先、ゆっくり交差しながら、2枚の紙が落ちてくる。
『入部届 黒澤ルビィ』
『仮入部届 黒澤ダイヤ』
音もなく床を滑った『入部届』を、ダイヤさんが拾う。
ダイヤ「仮……わたくしは、もう少し後から、というお話でしたわね」
千歌「うん……ダイヤさんは、大事な友達をずっと待ってるんだ」
千歌「でも、もう千歌が予約しちゃったよ! いくらダイヤさんでも、逃げられないのだ!」
びしっと指を突き付けて、ありったけの力を込めて叫ぶ。
ダイヤ「……っ」
ダイヤ「……まあ、それは、困ってしまいますわね」
ダイヤさんが笑う。
ダイヤ「ふふ……」
本当に可笑しそうに、お腹に手を当てて、くるりと後ろを向く。
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