150:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 02:55:17.02 ID:smyUCZOA0
千歌「じ、じゃあお願いします……」
おずおずと傘の下に入る。
たいして大きくもない傘から、2人の肩がはみ出してしまっていた。
ダイヤ「……」
意味もなく猫背になりながら、隣で無言で歩くダイヤさんを見上げる。
退屈そうな目でぼうっと前を見つめている。
ダイヤさんは、どんな過去を抱えて生きているんだろう。
このダイヤさんも、もう踊らないと決めているのかな。
それなのにスクールアイドル部の部長までやって、普段は、今は、何を思って過ごしているのかな。
ダイヤ「千歌さん」
視線に気が付いたのか、ダイヤさんが目を合わせてきた。
ダイヤ「この後、お時間はありますか?」
千歌「え……?」
329Res/260.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20