145:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 02:52:18.57 ID:smyUCZOA0
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千歌「あー……」
お腹の底からため息をつく。
やはり3年生はややこしい関係になっているようだ。
千歌「ほんと、他人の世話焼いてる場合じゃないでしょ、果南ちゃん」
「前の世界」で私と曜ちゃんにやきもきしていた果南ちゃんを思い出して、独り言。
廊下を歩いて、下駄箱で靴を履き替える。
もわりと湿った空気が身体を撫でた。
千歌「あ、雨……。傘、ないや」
さあさあと霧雨が降り始めていた。
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