132:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 02:43:17.84 ID:smyUCZOA0
ダイヤ「まったく、詰めが甘いのですわ。最近少しは頼れるようになったというのに」
困ったように笑うダイヤさんの顔は、少し寂しそうだった。
千歌「でも、何でダイヤさんに隠すんだろう……」
毎晩隠れて雑誌を読んでいたという話は、「元の」ルビィからも聞いたことがある。
ダイヤさんに見つかって没収された、とも。
それでも、変だった。ここでは、ダイヤさんはなぜかスクールアイドルに協力的だ。というか、部長だ。
「元の」世界のように、人目を気にする必要もないのに。
ダイヤさんも不思議そうに首をひねる。
ダイヤ「あの子も反抗期なのでしょうか……」
千歌「ルビィちゃんが、反抗期?」
とても想像できなかった。
千歌「とにかく、ルビィちゃんはまだアイドルが大好き。そうなんですよね?」
ダイヤ「ええ、間違いありません」
自信たっぷりにダイヤさんは頷いた。
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