124:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 02:35:16.67 ID:smyUCZOA0
花丸「あの、何か御用ですか?」
千歌「あ、花丸ちゃん……」
花丸「え……?」
しまった。「私」はまだ花丸ちゃんに出会っていない。
どう言い訳をしようかと考えていると、教室から小さな頭がひょこり覗いた。
ルビィ「どうしたの、花丸ちゃん?」
千歌「……え?」
千歌「る、るるるルビィちゃん!? その髪どうしたの!?」
きょとんと首を傾げるルビィちゃんは、記憶にあるツインテール姿ではなく、腰まで髪を下ろしていた。
ルビィ「あ、ち、千歌さん! いつもお姉ちゃんがお世話になってましゅ!」
ぶんぶんと頭を下げたルビィちゃんは、舌を噛んで痛そうに目を潤ませている。
ばさりと長い髪が跳ねる。髪型以外は記憶のままだ。
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