123:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 02:34:37.84 ID:smyUCZOA0
「ここ」では、私と曜ちゃんは言い合いをしていない。
曜ちゃんのお父さんは私たちに水泳は教えていない。
私は水泳部に入っていない。
何の部活にも入らないまま2年になり、スクールアイドル部に入りたいと言った私に、曜ちゃんがついてきてくれた。
転校してきた梨子ちゃんは、私と曜ちゃんで半ば無理矢理引き込んだ。
「元の」記憶にだんだん近づいてきている。
やっぱり、あの『入部届』に触ると、戻るんだ。
千歌「もう一度、走り出して……」
口の中で呟きながら、教室のドアに手をかける。
開けないうちに、近くで声がした。
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