63: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 21:36:29.05 ID:5UUNa7QZ0
みうみうは私の向かいに腰かけた。
「ともかく、今回はみうみうの落ち度はまるでない。おっけー?」
「おっけー」
「しかし今後、なにかしらサンノスのことで行動するなら、前もって相談すること。おっけー?」
「おっけー!」
みうみは背筋を伸ばし、びしっと大袈裟に敬礼した。
敬礼した手を、今度は背筋よく上げた。
「それで未央ちゃんさん。さっそく提案があるんだけど!」
「なにかな?」
「まずは一回、三人で集まってみませんかね!」
「ほうほう。その意図は?」
「三人で集まりたいから!」
「おっけー、採用!」
私はびしっとみうみうを指さす。みうみうも乗りに乗って「やったー」と思いっきり喜んでみせた。
早速くみちーにメッセージを送った。内容は、少し悩んで結局みうみうの言ったまま。
『三人で集まりたいから集まらない?』
ともかく、色々な話も三人でいるときで、ということに。
時間もまだ早かったので、私とみうみうは少し遊ぶことにした。
「今年の夏用の薄着、まだ買ってないからさ」
「みうみう、けっこう服のセンスいいもんね」
「えへへー、そうかな?」
「そのセンスがギャグに生かされないのが、未央ちゃん不思議でならないよ」
「それはね、ファッション雑誌にギャグに関するコラムが載ってないからだよ!」
「当り前だよね、それ」
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