26: ◆saguDXyqCw
2017/06/18(日) 20:27:59.03 ID:5UUNa7QZ0
「未央はニュージェネは当然として……後はポジパ?」
「それは企業秘密です」
「同じ会社じゃん」
別に教えてもいいのだけど、なんだか黙ってた方が面白く思えて、私は笑って誤魔化した。
「くみちーは?」
「私はビューティーアリュールで。あとは……おいおいね」
「お互い大変ですな」
「まあ、アイドルですから。でも忙しいのはプロデューサーもね。昨日も夜遅くまで残ってたし」
なにげなく口にした言葉が、私はちょっとひっかかった。
「へえ。なんでくみちーは知ってるの?」
「なにが?」
「遅くまで残ってたこと。まさかプロデューサーが仕事終わるまで待ってたとか?」
「違うわよ、もう」
否定しながらも、ちょっとだけ頬を赤くした。
「えっと……自主練習してたの。ステップ、うまくいかないところがあって」
誤解を解くため仕方なし、とでもいうようだった。いつまでやってたか尋ねると、本当に遅い時間まで残っていた。
「で、帰る時に覗いたらプロデューサーまだいたんだ」
「ふーん」
自主練習をしていたのは嘘じゃないだろう。くみちーは負けず嫌いで努力家だ。
一人居残りレッスンをしていてもおかしくない。
けど、レッスンルームとプロデューサーの部屋は離れている。
顔を出しにいく理由はないし、言い方からして、プロデューサーが居るかどうかも分からないのに行ったようだ。
野暮な詮索はやめておこう。
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