八幡「異本・たとえばこんなバースデーソング」
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7: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 18:09:59.38 ID:/+LAMdvF0
「……もしかして」

 小町の言葉に何かを思い出したように雪ノ下が呟いた。


「由比ヶ浜さんの誕生日、そろそろよね」

「ピンポンピンポーン! そうですよ、去年はみんなで結衣さんのお祝いしたじゃないですか」

「あぁ……そう言えばそうだったな」

 去年の事が思い出される。

 確か、俺、由比ヶ浜、雪ノ下、小町、途中で声をかけた戸塚に、何故か付いて来た材木座の6人で、カラオケとゲーセンに行ったんだっけな。


「また、みんなで結衣さんのお祝いしたいなって思ってたんですよ」

「そうね、良い考えだと思うわ」

「ま、俺も小町もあいつには世話になってるからな……いいんじゃねえの」

 実際、由比ヶ浜のお陰でどうにかなった事もあるし、それ以前にその……なんだ。俺としても、あいつの誕生日を祝うのは悪くないっつーか……な。


「それで、何か案があるのかしら」

「いやー、それがまだ何も決めてなくてですねぇ」

「お前な……」

「だってぇ〜」

 俺の突っ込みに小町は口を尖らせる。


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