62: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 20:11:19.07 ID:/+LAMdvF0
× × ×
「さて、じゃあ、プレゼントの贈呈と行こうか」
「うん! そうですね!」
葉山の声に一色が元気よく答え、各々がプレゼントを取り出した。
「まず最初に、これはみんなからのプレゼント、受け取ってくれるかな、結衣」
「うん……えへへ……なんだろ」
葉山が見覚えのあるプレゼントを取り出し、戸塚と三浦でそれを手渡す。
先日、三浦と戸塚とで選んだやつだろう、由比ヶ浜が照れながら包装を開けると、その中には可愛らしいデザインのデジカメが入っていた。
「わぁ……こんな素敵なの貰っちゃってもいいの……?」
「うん、色々選んでみたんだけど、やっぱりこういうのが由比ヶ浜さんにぴったりかなって思ったんだ」
「これならどこ行っても使えるし、結衣、こういうの好きっしょ」
「うん、大切にするね!」
戸塚と三浦がそう言うと大事そうにデジカメをしまい、由比ヶ浜は笑顔で向き合う。
それを皮切りに、各々がプレゼントを贈る為、由比ヶ浜に向かって行く。
「あーしはこれ、結衣、このブランド気に入ってたっしょ」
「わぁー! ありがとう優美子! これ、前から欲しかったTシャツだよ!」
三浦が渡したのは有名ブランドのTシャツだ、そのブランドの限定品のようで、実に三浦らしいチョイスだと思う。
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