八幡「異本・たとえばこんなバースデーソング」
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52: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 19:41:57.56 ID:/+LAMdvF0
「邪魔するぞー、さっきの音は何だ? 宿直室まで聞こえてきたぞ」

 そこには平塚先生が立っていた。


「あぁ、ちょいとトラブルがありまして」

「大丈夫なのか?」

 ピザの残骸を片付ける俺を見ながら、平塚先生は言う。


「まぁ、正直多少物足りないってのが本音ですが、何とかなりますよ」

 俺の声を聞いた相模が一瞬表情を曇らせるが、別にそういう意味で言ったわけではない事を釈明したい。


「ふむ、時間まであとどのくらいだ」

「40分ってところですかね」

 時計を見ながら俺は言う。まぁ、ある様に見えてそんなにない、正直微妙な時間ではあった。


「そうか……比企谷、雪ノ下、もし時間を延ばせるとしたらどのくらいできる?」

「それは葉山君達次第だと思いますが……」

「何かあるんですか?」

 妙案がありそうな先生に俺は問うと、先生は困ったような顔をして。


「いや、なんなら宅配ピザでも頼もうかと思ってな、丁度私も小腹が空いて来たし、由比ヶ浜の為に皆が頑張っているのに、大人の私が何もしないというのもアレだし……」

 と、頬を掻きながらそう答えた。


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